ごしゅじんだいすき A end cw：暴力、凄惨な内容、依存、性的

深夜、リスカを我慢して書きました。ODはしばらくしません、しちゃうかもだけど

フィクションだと思って読んでね

凄惨な内容が含まれます　正直読まない方がいいよ

ねえねえ、ごしゅじん。ねえねえ、ごしゅじん。ねえねえ、ごしゅじん。

どうしてぼくをみてくれないの？どうして、ぼくにかわいいねっていってくれないの？いいこだねってよしよししてくれないの？ぼくは、おかしくなっちゃうくらいきみがだいすきなのに。ぼくはもういらないの？

「ねえねえ、ごしゅじん」ぼくは、３歳児がママに縋りつくような、情けない、すぐにでも泣き出しそうなか細い声できみに呼びかけた。ひどく苛ついたように、きみの首筋が動いた。ぼくは、またわるいことをしたんだ。また怒らせてごめんなさい。ここにいてごめんなさい。いいこにできなくてごめんなさい。

ぼくは、下唇を噛み抜いてごめんなさいを潰した。吐きそうな醜い、ぼくの穢れた血の味がした。きみの精液と混ぜて飲んだら素敵な味がするだろうに。ぼくは、きみが振り返るのは待たない。だって、今日は「こう」するって決めていたから。

ぼくは、ヴーヴクリコをきみの後頭部に振り下ろした。

あーあ、うるさい。うるさいよ。ひどい音。ぼくはひどくいらいらする。頭蓋が割れる音？それともヴーヴクリコが台無しになる音？とにかくうるさいの。崩れ落ちたきみ。震えて、呻いていて、ねえ、あなたもうるさい。少し黙っていてくれない？ぼくはいま忙しいの。かわいそうにだれかに酷くぶちのめされてしまって、床で消えかけている今日も最高にかわいいきみにキスをするのに忙しいの。誰かの血でべとべとな汚くて愛おしいきみを抱きしめるのに精いっぱいなの。あれれれ？？いみわかんない。だれ？だれ？ぼくのヴーヴクリコはだれの頭蓋を砕いたの？そこに転がっているのは何？それはだれの血？ぼくはだれになにをした？いみわかんない。しらない。

あ、そうそう。ぼくはごしゅじんをころそうとしてるんだった。ぼくはごしゅじんをなぐって、えっと、うん、そう。ねえ、だいすき。いっぱいぎゅーーしてちゅーする！！

ぼくは、いみわかんない間にナイフを取り出していた。ぼくの左腕はいみわかんない間にずたずたで、血まみれだった。こんなに汚い腕できみを抱きしめたらおこるかな、ごめんなさい。

ぼくはきみにそれを突き刺した。ぼくがきみに馬乗りになって、きみがぼくの境界を破ってぼくに入ってくるときみたいに。深く深く、何度も何度も。きょうはぼくがきみのなかにいる。ずっとこうしたかった。きみをあいしているよ。ぼくがきみの境界をやぶるたび、きみの身体がはねて息が荒くなる。ぼくはきみに覆いかぶさって、きみを制圧する。いつもきみがそうするみたいに。ねえ、ぼくはずっとこうしたかったんだ。

いみわかんないあいだに、きみは果ててしまった。犯された境界の残骸から熱い汁をどろどろに溢して。ぼくはきみに、きみだったものにきつくぎゅーするんだ。ぼくはほんとうにきみがだいすきだよ。あいしているよ。いっぱいキスをしよう。

ぼくは、ゴムと鉄くずと漂白剤と塩をぶち込んだミルクでお気に入りの錠剤をありったけ流し込んだ。きみの味がした。そして、だいすきなひとをだきかかえて、ドアノブにつないだ輪に頭をつっこんで、床に座り込んだ。おびえるのはきょうでおわり。もうこわがらなくていいの。もうごめんなさいなんていらないの。これでぼくはきみを愛せるの。

ん、いみわかんないあいだに、ぼくもしんでるんじゃない？